特攻の真実
俺が死ぬのは
国の為でも 軍隊の為でも 天皇の為でもない
俺を思ってくれる家族のために死ぬのだ
この前「永遠の0」を読み終えました
感動する場面ばかりで涙が出てしまうような場面もありました
俺の戦争に対しての解釈がいかに不十分だったかを思い知らされました
今回はリカルドが「特攻」について話させて頂きます
そもそも特攻とは体当たり攻撃の事ではありません
皆さんは神風特別攻撃部隊をご存知でしょうか?
正式な体当たり攻撃部隊として初めて出撃した特攻部隊の事です
当然米軍は体当たり攻撃など予想できませんでしたから神風特攻隊の体当たり攻撃は大成功に終わったわけです
この部隊の攻撃は日本国民にとっても衝撃的であったわけですから
特攻=体当たり という風に思い込んでしまった訳なのです
ニュースや報道などで見たことがあるのですが
特攻に行った人々は皆、
「お国の為なら命を捨てる!」と言っていたなどといっていましたが・・・
そんなわけあるはずがないでしょう
彼らも人間です
死にたくないとという気持ちもあります
しかし上級士官に逆らうことなどできないのです
特攻は志願用紙を書かされます
そこの用紙に「志願しない」と書くとどうなるか?
そうすると罰せられます
だから「志願する」と書くしかなかったのです
あまりにも酷い・・・
しかし彼らは勇敢でした
死ぬと分かっていても決して弱音を吐かず最後まで戦いました
最後まで一人の戦士として・・・
この記事を呼んで下さった方に「永遠の0」を読むことをお勧めします
小説が苦手な方は今年に映画が上映されますのでそちらも見ていただければ幸いです
この記事を読んで少しでも戦争や特攻に対しての皆さんのイメージが変わって下さると幸いです
長文失礼いたしました。
byリカルド